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マーケティング用語辞典|今更聞けない重要な用語を解説

マーケティングだけでなく、ビジネスを行っていると横文字の専門用語がいっぱい出てくるときありますよね。顧客が言った用語がわからずに何となく頷いていたり、日常使っている用語もよく考えると意味がよく分かっていなかったり…などの方も多いかと思います。

今回の記事では、マーケティング用語をピックアップして分かりやすく解説致します。辞書としてご確認いただければと思います。

マーケティング全般の専門用語一覧

マーケティング全般の専門用語一覧

オムニチャネル

企業と顧客の接点(タッチポイント)や販売経路を連携させて、総合的に顧客へアプローチする方法。
ECサイト・WEBサイト・メール・メディア・実店舗・などの多くのチャネルを連携させていき、顧客が欲しいと思う商品を好きなタイミングで、好きな場所で受け取れるようにする戦略をオムニチャネルといいます。

カスタマージャーニー

ペルソナや顧客の行動プロセス(行動/感情/思考)を時系列として可視化したもの。行動プロセス中の接点で、ペルソナはどう動くのか、どう考えるのか等を可視化して「カスタマージャーニーマップ」を作成することが一般的です。カスタマージャーニーマップによって、カスタマーエクスペリエンス向上のための検証を行うことが出来ます。

コンシューマー・インサイト

消費者(コンシューマー)の本音を洞察すること。さまざまな市場調査や分析を行い、社会動向を踏まえた上で消費者行動の根底にある核心や本音を洞察していくことを指しております。

価値共創|コ・クリエーション

多様な立場の人達が、利害関係のあるステークホルダーと協働することで、新たな価値を共に創ること。
コ・クリエーションで重要なポイントは、ユーザー(顧客)を消費者としてではなく、新たな商品やサービスを生むパートナーとして見て、商品・サービスの開発やアイデア創出などを一緒に取り組んでいくということです。

サイレントマジョリティ

積極的な発言行為を行わない一般大衆(多数派勢力)のこと。マーケティングで使う場合も、発言行為をしない多数派の消費者という意味です。

ステルスマーケティング

第三者のような立場を装って、消費者に宣伝と悟られないように宣伝をしたり、商品レビューを行ったりする行為。ステマと呼ばれることが多いです。

純粋想起

広告や商材・ブランドの認知度調査を行う際などに、写真や選択肢等のヒントを与えず、自由回答してもらう方法。この純粋想起を行い一番目に回答されたものを第一想起(トップオブマインド)と区別される場合があります。

トリプルメディア

メディア戦略を立案する際に活用されている「ペイドメディア|paid media」「オウンドメディア|owned media」「アーンドメディア|earned media」という3つのチャネルを整理したフレームワーク。

ブランド・エクイティ

ブランドが持つ資産の集合体のこと。アパレルなどに代表されますが、ブランド自体が商品・サービスの価格や価値に影響を与えるものもあり、ブランドを企業の価値に直結する資産として評価する考え方になります。

ペルソナ

商品やサービスの重要で象徴的なユーザー像のこと。ユーザーを想像上で、年齢や性別、居住地、職業、年収、趣味、価値観、家族構成、ライフスタイル等の定量データと定性データを実在しているかのように詳細なデータを設定していきます。

CRM

「Customer Relationship Management(カスタマーリレーションシップマネジメント)」の頭文字を取った言葉で、「顧客関係管理」と呼ばれる。顧客の履歴(コミュニケーション・購買履歴等)を一元管理し、そのデータを元にビジネス展開を行い、顧客生涯価値(LTV)の向上や利益の最大化を目指すマネジメントです。

MA|マーケティングオートメーション

マーケティング活動を自動化・効率化させるためのツール。リード(見込み顧客)それぞれの興味や関心に合わせて、コンテンツを提供したり、コミュニケーションを取ったりすることが可能になりますので、リードの育成や関係性構築ができます。

CSR

「Corporate Social Responsibility(コーポレートソーシャルレスポンシビリティー)」の頭文字を取った言葉で、企業の社会的責任のこと。ただ利益を追求する組織ではなく、社会へ与える影響について責任を持ち、ステークホルダーからの要求へ適切な決定をすることを指しております。

OMO

「Online Merges with Offline」の頭文字を取った言葉で、オンラインとオフラインを併合・融合した世界。オンラインやオフラインという垣根を超えて、各顧客へ最適な商品サービスを提供することにより、顧客体験(CX)向上を目指します。

OOH

「Out Of Home」の頭文字を取った言葉で、家(自宅)以外に設置された屋外の広告メディア。例えば、野外の広告や大型ビジョン、交通広告、コンビニ店頭に設置されたディスプレイ、街頭のイベント、配布されるチラシなども広義の意味でOOHメディアと呼ばれます。広告到達コストを抑えて、認知持続性を高めることができます。

UGC

「User Generated Content」の頭文字を取った言葉で、一般のユーザーが作成したコンテンツを指す。具体的には、個人で作成したSNS投稿や写真、ブログ等、消費者が発信したコンテンツになります。

マーケティング施策・手法の専門用語一覧

マーケティング施策・手法の専門用語一覧

インバウンドマーケティング

顧客(ユーザー)にとって価値のある情報やコンテンツを発信することで、リードから発見してもらいビジネスを成長させていく活動。反対に、企業が顧客に対し、アプローチを行うプッシュ型のマーケティングを「アウトバウンドマーケティング」と言います。

アドボカシー・マーケティング

顧客との信頼関係を強固に築くことを目的として、顧客の意思・意向を最優先して、「徹底的に」顧客を支援して、ベストなソリューションを提供するマーケティング手法。アドボカシー(Advocacy)とは「支援」や「代弁」「擁護」などの意味です。

コンテンツマーケティング

サイト閲覧者(ユーザー)へ、価値のあるコンテンツを発信して見込み顧客の育成(リードナーチャリング)を行い、購買を経て、ロイヤルカスタマー化させることを目標とするマーケティング手法。

インフルエンサーマーケティング

インフルエンサーと言われる世間・消費者に対し大きな影響力を持つ人を起用して、マーケティング活動へ取り入れる手法。特に、SNSなどで消費者の購買意思へ左右するインフルエンサーを起用し、商品・サービスのPR・クチコミを依頼することが多いです。

クチコミマーケティング

クチコミを通じ、商品・サービスの認知度や信頼度を高め、売上・収益向上を目指したマーケティング手法。

ダイレクトマーケティング

顧客と直接コミュニケーションを取り、顧客のレスポンスを測定しつつ、興味関心やニーズなどに沿ったソリューションの提供やプロモーションを展開するマーケティング概念。

デジタル販促

WEBサイトやECサイト、SNS、アプリケーション等のデジタルツールや広告を活用し、販売促進を行うこと。反対に、紙媒体のチラシやDMなどを活用することを「アナログ販促」といいます。

ニューロマーケティング

脳科学の知識をマーケティング活動へ応用した手法。消費者(顧客)の無意識で行っている行動原理を把握して、より本質的な価値やソリューションを提供できる可能性を高めることが出来ます。

ファンマーケティング

顧客とコミュニケーションを定期的且つ長期的に取ることで、良好な関係性を構築し、LTV(顧客生涯価値)を向上させ、新規顧客獲得の拡大を行う手法。

SNSマーケティング

SNSプラットフォームを活用して行うマーケティング施策。具体的にはいくつかあり施策があり、①各SNSで公式アカウントの運用、②SNS広告の運用、③話題作りやアクションを促すSNSキャンペーン、④ユーザーに自社商材について投稿してもらう・投稿を活用するUGC活用施策、などがあります。

動画マーケティング

動画を活用して行うマーケティング施策。インターネット環境の向上やデバイスの普及、新たな生活様式などにより、動画視聴の時間がとても伸びてきており、動画マーケティングが重要視されております。

デジタルマーケティングの専門用語一覧

デジタルマーケティングの専門用語一覧

アトリビューション

広告やマーケティング用語としては、直接成果へと繋がった広告や流入経路だけでなく、成果までの全ての接触履歴やプロセスを解析していき、成果への貢献度を測定する取り組み。

アフィリエイト

WEBサイト・メルマガ・ブログなどに企業サイトや商品購入ページへのリンクを設置して、閲覧ユーザーがその設置されたリンクを経由して条件であるコンバージョン(会員登録や資料請求、商品購買など)達成すると、リンク元の媒体運営者へと報酬が支払われるという広告手法。

カジュアル動画

クラウドツールやウェブアプリ等を活用して、誰でも簡単に作成できる動画。広告やCMなどで使われる「リッチ動画」の対義語となります。動画マーケティングが注目されており、様々な場面や場所でカジュアル動画を使うケースが増えてきております。

Cookie|クッキー

ユーザーがWEBサイトを閲覧する際に一時的に保存することで便利な情報を格納できる仕組み。最近では、Cookie規制と言われるブラウザ事業者等がサードパーティークッキー利用の規制を強化してきており、今後どのように対応されているか注目されております。

クラウド

アプリケーションやツール、データ等を、保有しているコンピューター(ローカル)で管理・保有するのではなく、インターネット上で管理・保有し活用することが出来る仕組み。クラウドコンピューティングを略称となります。

ロングテール

インターネット上での販売活動において、売上の主要となる商材以外の「ニッチ・販売機会が少ない商材」を多く取り揃え・取り扱うことにより、全体の売上を拡大する現象。

SEO・SEM

SEOはSearch Engine Optimizationを略したもので、検索エンジン最適化を指す施策。顧客がインターネット上で調べ物をする際に多く利用される検索エンジン(GoogleやYahoo等)を利用して検索した際の検索結果の上位に自社の運営しているWEBサイトを表示させるように対策を取るマーケティングになります。

SEMはSearch Engine Marketingを略したもので、検索エンジンマーケティングを指す施策。SEMは、SEO対策だけでなく、キーワードに連動した「リスティング広告」等も含んだ、検索エンジンから自社運用サイトへの訪問数を向上させるためのマーケティング施策になります。

CTA

Call To Actionを略したもので、WEBサイトを閲覧しているユーザーにとって欲しいアクションへ誘導すること。行動喚起とも言われており、具体的には「バナー」や「ボタン」「イラスト」などで誘導します。

EFO

Entry Form Optimizationを略したもので、エントリーフォーム最適化を指す施策。WEBサイト上でのエントリーフォーム(入力フォーム)は、会員登録画面や購入画面、問い合わせフォームなどがあり、それらの入力完了率を向上させるための施策を行うことを指しております。

LPO

Landing Page Optimizationを略したもので、ランディングページの最適化を指す施策。ランディングページをユーザーが求めている情報を適切に配置したり、途中離脱率を下げるために工夫・最適化したりすることにより、問い合わせ数や会員登録数などのコンバージョン率(CVR)を向上させることを目的として行います。

WOM

Word Of Mouthを略したもので、クチコミを指す用語。
ちなみに、クチコミのコミとは、コミュニケーションのことです。

マーケティングにおける指標の専門用語一覧

マーケティングにおける指標の専門用語一覧

KPI

Key Performance Indicator(キー・パフォーマンス・インジケーター)を略したもので、重要業績評価指標を指す言葉。KPIは、目標達成のプロセスの進行・実行の状況を把握したり計測したりするためのパフォーマンスを定量的に示すものです。KGIが最終の目標設定に対して、KPIはその最終目標を達成するための業務を数値として管理していくものです。

KGI

Key Goal Indicator(キー・ゴール・インジケーター)を略したもので、重要目標達成指標を指す言葉。ビジネスやプロジェクト等の最終ゴール・目標を定量的に評価するための指標。一般的には、売上高や顧客数、シェア率、利益率などが該当されます。

CPC

Cost Per Click(コスト・パー・クリック)を略したもので、クリック単価のことを指す言葉。一般的には、デジタル広告を出稿する際に1クリック(1流入)あたりいくらコストが発生するかを指す言葉として使われます。

CPI

Cost Per Install(コスト・パー・インストール)を略したもので、インストール単価のことを指す言葉。1インストールあたりいくらコストが発生するかを指しており、インストール課金型広告(リワード広告等)で使われる指標です。

CPM

Cost Per Mille(コスト・パー・マイル)を略したもので、インプレッション単価を指す言葉。主にデジタル広告で使用されており、広告を1,000回表示させるごとに発生するコストのことを指しております。

CTR

Click Through Rate(クリック・スルー・レート)を略したもので、クリック率を指す言葉。クリック率とは、インプレッション数(リンクがユーザーへ表示された数)の内、クリックされた回数の割合を指しております。

CVR

Conversion Rate(コンバージョン・レート)を略したもので、コンバージョン率を指す言葉。一般的には、WEBサイトへ訪問した数(セッション数)の内、コンバージョンへ繋がった数の割合を指しております。コンバージョンは、企業によって変わりますが、主に問い合わせや資料請求、会員登録などが当てはまります。

LTV

Life Time Value(ライフ・タイム・バリュー)を略したもので、顧客生涯価値を指す言葉。各顧客と取引を開始してから終了するまでの期間で、自社に対してどれ程利益をもたらしたかという、収益総額を算出するための指標として活用されます。計算方法としては、1顧客の収益の総額から、その顧客の獲得や維持に発生した費用を引いた「累積利益額」がLTVとなります。

NPS

Net Promoter Score(ネット・プロモーター・スコア)を略したもので、顧客ロイヤリティを測る指標。従来までは、計測が困難だった「企業・ブランドに対するロイヤリティ」を数値化し、企業と顧客との接点(タッチポイント)における顧客体験(CX)を評価したり、改善したりすることに役立ちます。

ROAS

Return On Advertising Spend(リターン・オン・アドバタイジング・スペンド)を略したもので、広告の費用対効果を指す言葉。かけた広告費に対し、どれほど売上として見返りを得られたかを評価する指標になります。

マーケティング理論・モデルに関する専門用語一覧

マーケティング理論・モデルに関する専門用語一覧

イノベーター理論

イノベーター理論とは、新商品・サービスのし上への普及率を示すマーケティング理論。スタンフォード大学・エベレット・M・ロジャーズ教授が出版した著書「イノベーション普及学」で提唱されました。
イノベーター理論では、普及プロセスを5層に分けており、その層に沿ったマーケティング戦略や市場のライフサイクルについて検討することを推奨されております。その5つの層とは、イノベーター(革新:2.5%)/アーリーアダプター(初期採用者:13.5%)/アーリーマジョリティ(前記追随者:34%)/レイトマジョリティ(後期追随者:34%)/ラガード(遅延者:16%)として分類されております。

パレートの法則

パレートの法則とは、全体の数値の80%は、全体を構成している20%の要素が生み出しているという経験則。イギリスの経済学者ヴィルフレド・パレートによって提唱された法則になり、「2:8の法則」とも言われております。マーケティング活動においても、活用することができ、「総売上の8割は、顧客の上位2割から生み出されている」や「品質向上リスト10項目の内、上位2項目を改善することにより全体の8割の効果がある」などが当てはまります。

バンドワゴン効果

バンドワゴン効果とは、多数の人々が支持している物事に対し、より一層支持が向上する現象。アメリカの経済学者ハーヴェイ・ライベンシュタインによって提唱された現象になります。
マーケティングにおいては、特定の商品やサービスを支持している人が多ければ、顧客がその商品やサービスを利用することで得られる満足感や安心感が増加するという効果があります。大衆の心理を反映した現象と言えます。

AIDMA

AIDMA(アイドマ)とは、消費者の購買行動・決定プロセスを説明するためのマーケティングモデルの一つ。アメリカの著作家サミュエル・ローランド・ホールが提唱したモデルとなっております。A…注目・認知(Attention)→I…興味・関心(Interest)→D…欲求(Desire)→M…記憶(Memory)→A…行動(Action)の頭文字を取った言葉となっており、消費者が商品やサービスに対して認知して購買に至るまでの行動プロセスモデルとして、マーケティング戦略の選択・効果測定を行う際に活用されております。

AISAS

AISAS(アイサス)とは、AIDMAモデルをインターネットが普及してきた現代の消費行動に当てはめて再構築されたモデル。電通が提唱したモデルとなっております。A…注目・認知(Attention)→I…興味関心(Interest)→S…検索(Search)→A…行動(Action)→S…共有(Share)の頭文字を取った言葉となっております。
SNSやインターネットが普及している現代では、商品やサービスを購買した場合、SNSであるTwitterやInstagram等や個人ブログなどに投稿を行い、自身の友人や知人へ共有するという行動が一般的になっており、その「共有(Share)」を行動プロセスの一つとして考えるAISASは、これからのマーケティング戦略立案で重要になるモデルと言えます。

SIPS

SIPS(シップス)とは、ソーシャルメディアへ対応した購買行動モデルの一つ。2011年電通コミュニケーションの佐藤尚之がリーダーを務める社内のユニットが提唱したモデルとなります。S…共感する(Sympathize)→I…確認する(Identity)→P…参加する(Participate)→S…共有・拡散(Share & Spread)の頭文字を取った言葉となっております。
消費行動モデルは従来、購買が軸となったモデルでしたが、今や個人がSNSなどで発信・拡散することができるようになり、消費者の参加や共有、拡散等を重視した消費行動モデルが登場しており、そのうちの一つがSIPSとなります。

ZMOT

ZMOT(ジーモット)とは、消費者が購買行動を決定する瞬間のメンタルモデル。FMOT(エフモット)やSMOT(エスモット)などを受け継いだ、Googleが提唱したモデルとなっております。Zero Moment Of Truthを略したもので、「顧客は店舗へ足を運ぶ前には、インターネットで購入する商品を決定している」という理論になります。
ZMOTの前に提唱されていたモデルがFMOT(First Moment Of Truth/エフモット)となっており、FMOTは「来店をした顧客は商品棚を見始めてから3〜7秒でどの商品を購入するか決定している」という理論です。ただ、インターネットやSNSが普及した現在では簡単に商品・サービスの情報を入手することができ、顧客は店舗へ足を運ぶ前の検索や、クチコミの確認、SNSのフォロワーからのレコメンドなどから商品の購入を決定するようになったのです。

マーケティング担当者であれば知っておくべき専門用語一覧

マーケティング担当者であれば知っておくべき専門用語一覧

DX

Digital Transformation(デジタル・トランスフォーメーション)を略したもので、デジタル技術を活用することにより、ビジネス・生活が変容していくこと。
データの活用やデジタル技術により、商品・サービス、ビジネスモデルが変革してこそDXと言えるでしょう。

CX

Customer Experience(カスタマー・エクスペリエンス)を略したもので、顧客が商品やサービスと接点を持つ(触れ合う)顧客接点体験において、顧客側が感じている「感情的な価値」と「合理的な価値」を指す概念。顧客が実際に感じた満足度や好感度のことを指します。

UX

User Experience(ユーザー・エクスペリエンス)を略したもので、ユーザー(使用者)の体験という意味。ユーザー(使用者)が自社商品やサービスへ接する際の体験価値を指しております。CXと似てはいますが、UXは商品・サービス自体やWEBサイト等の使い勝手を指すのに対して、CXはより深いアフターケア等も含めること場合が多いです。

ASP

Application Service Provider(アプリケーション・サービス・プロバイダ)を略したもので、インターネットを経由し、ソフトウェア・ソフトウェア稼働環境の提供を行っている事業者を指す。企業向けや個人向けに関わらず活用されており、GoogleのGmailなどのメールサービスや、AppleのiCloudなどのクラウドサービスもASPとなります。

D2C

Direct to Consumer(ダイレクト・トゥー・コンシューマー)を略したもので、自社で企画・生産した商品やサービスを広告代理店・小売店等の間を挟まずに、消費者へダイレクトに届ける(取引する)販売方法。SNS・ECサイト・自社店舗等で、消費者と接点を持ち、自社生産した商品を販売していきます。

SaaS

Software as a Service(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)を略したもので、ベンダーが提供しているクラウドサーバーにあるソフトウェアを、インターネットを通じて利用することが出来るサービスのこと。ASPと似ていると思いますが、ASPはサービスの提供をしている事業者やそのビジネスモデル、SaaSは提供されているサービスを指しております。

PaaS

Platform as a Service(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)を略したもので、アプリケーション実行のために必要なプラットフォーム(ネットワーク・サーバーシステム・OS・ミドルウェア等)を、インターネットを通じて利用できるサービスのこと。
Google Cloud PlatformやAWS(Amazon Web Services)等もPaaSとなります。

IaaS

Infrastructure as a Service(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)を略したもので、情報システムを稼働させるのに必要となるインフラ(ネットワーク・サーバーシステム等)を、インターネットを通じて利用できるサービスのこと。
Microsoft Azureや、GCP(Google Compute Engine)、Amazon EC2(Amazon Elastic Compute Cloud)等もIaaSとなります。

最後に

今回は、マーケティングの用語について、解説をしてきました。
様々な場面で活用されやすいもの、重要なものをピックアップしておりますので、ぜひ覚えていただければと思います。
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