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ホームページで効率的に集客する方法|無料でできる方法についても解説

ホームページでうまく集客できていますか?

もし、「せっかくホームページを作ったのに、お客様からの問い合わせが全然来ない」
「新規顧客を増やしたいのに全然増えない」
のようなお悩みを抱えているならば、ホームページの効果的な使い方をまだ知らない可能性があります。

確かに、「ホームページを改善しよう!」と意気込んでも、何から始めていいかわからない方も多いでしょう。様々な集客方法があり、ビジネスモデルや地域等様々な要因により最適解が変化します。

そこで今回は、ホームページの効果的な集客方法と既存ホームページで成果を出す改善方法について解説していきます。ぜひ、これからホームページに力を入れていきたいと考えている、あなたに読んでいただけますと幸いです。

ホームページで集客できない理由

ホームページで集客できない理由

ホームページで集客ができていない理由は、主に以下のようなものが多いです。

  • ターゲットが定まっていない(曖昧)
  • 効果測定や改善を行なっていない
  • 集客の対策・施策を行なっていない

これらの理由に当てはまっている場合は、改善が必要になります。
それぞれについて詳細をお伝えします。

ターゲットが定まっていない(曖昧)|ホームページ集客

ホームページの在り方というものは、様々なものがありますが、「集客をしたい」という理由でホームページを制作したのであれば、明確なターゲットが必要となります。

実際に、ホームページを活用したWEB集客を行うのであれば、自社の販促していきたい商品・サービスの利用者層を想定して、そのターゲットにあった内容やコンテンツを作成していく必要があります。

具体例としては、「30〜40代の男性」をターゲットにするのと、「10〜20代の女性」をターゲットにするのでは、その内容やコンテンツ・ホームページのデザインまで変わってきます。
そのような明確なターゲットを定めておらず、万人に向けホームページを作成してもCV(コンバージョン)に繋がらず、そもそもPV(ページビュー)も獲得できないという結果になってしまいます。

そのため、ターゲット層を具体的に想定して、競合他社やターゲット層が近しいと思われるサイトを参考に内容やコンテンツを作成していくことが重要です。

万人向けのホームページは、反対に万人向けではないホームページになりますので、当てはまる企業は今すぐ改善をしましょう。

効果測定や改善を行なっていない|ホームページ集客

ホームページでの集客は、WEBマーケティングの施策になります。
そのため、ホームページ集客において効果測定や改善を行なっていかなければなりません。

その際に「PDCAサイクル」を活用しましょう。(できていない企業は今からでも行いましょう。)
PDCAサイクルは皆様ご存知かと思われますが、念のためお伝えしますとPlan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)の略語となっており、マーケティングだけでなく幅広い分野で活用される継続的な業務改善のプロセスとなります。

ホームページ集客でも活用でき、当てはめると下記のようになります。

  • Plan:ホームページを活用する目標・ゴールを計画(ターゲット設定・CVR等のKPI…)
  • Do:Planで計画した内容を基に内容・コンテンツ制作と発信
  • Check:解析ツール(Googleサーチコンソール・Googleアナリティクス等)を活用して、実行した内容の効果を解析する
  • Action:Checkした内容を基に課題解決策を考え、Planに戻る

ホームページ集客のPDCAで重要なことは、PDCAサイクルを回し続け、継続的に改善を行なっていくことです。
ホームページでは、デジタル広告のようにコンテンツを発信したらすぐに効果が出るものではありませんが、それでも改善を行なっていくことで、中長期で見た際に大きな差が生まれてきますので、PDCAは必ず行なっていきましょう。

集客の対策・施策を行なっていない|ホームページ集客

集客の対策や施策は行なっておりますか?
ただ、ホームページを作っただけでは、その制作費用は無駄になってしまいます。

集客の対策や施策の具体的な例としては、以下のようになります。

  • SEO対策(検索結果の上位に表示されるよう対策を取ること)
  • SNS活用(FacebookやTwitter等を活用して流入数を上げる)
  • デジタル広告(リスティング広告やSNS広告への出稿)

上記のような集客の対策・施策を行なっていかなければ、良いデザインのホームページやコンテンツを作成していたとしても、認知すらされないという最悪の事態に陥ってしまいます。

そのため、自社の集客したいターゲットに応じた対策や施策を行なっていきましょう。
WEBマーケティングの施策内容については、下記記事で記載しておりますので合わせてチェックしてみてください。

集客力のあるホームページとは?

集客力のあるホームページとは?

集客力のあるホームページは、「分析」と「戦略」をしっかりと行っているホームページになります。
この分析・戦略を行っていると、自社の求める最適なターゲットを集客することが出来るのです。

分析と戦略について解説を行っていきます。

集客力を高めるための分析とは?

ホームページの分析とは、様々なものがありますが、主に下記のような分析を行っていきましょう。

  • 現状の数値を確認
    (PV数・セッション数・CV数・CVR・離脱率・ユーザー層の割合等)
  • 現状の数値と目標との乖離を把握
  • 検索クエリ(キーワード)と目標のクエリを分析
  • 数値の乖離とクエリの相違を分析して、解決策を模索する

実際に上記のような分析を行っていくと、様々なことがわかります。
例えば、40〜50代の経営層をターゲットにしていても、閲覧しているユーザーは20〜30代のマーケターだったり10〜20代のコスメ好きな女性をターゲットにしていて閲覧されているもののCVに繋がっていなかったりと課題を発見することができます。
当たり前のことを言っているようですが、この目標と現状を客観的に分析をしていないホームページは多くあります。

このように、分析をしっかりと行うことによって、自社のホームページに足りていない課題点が発見できます。どのようなホームページにも、必ず改善の余地はあります。
そのため、GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスは毎日でもチェックして、分析を行っていきましょう。

集客力を高めるための戦略とは?

続いて、戦略を立案をしていく必要があります。
戦略に関しては、前述した分析をしたあとに自社のホームページに足りていない課題の改善策を模索していきましょう。

例に挙げた40〜50代の経営層を集客していくと仮定してお伝えしていきます。
これだけでは、ターゲットが曖昧かつ幅広いので、ペルソナを設定することをおすすめします。例えば、下記のようなペルソナです。

ペルソナ例

名前:佐藤浩一
年齢:45歳
仕事:建築会社の経営者
勤務地:東京都
年収:800万円
家族構成:妻・子供(長男18歳)
趣味:ゴルフ・釣り
連絡手段:電話・LINEが多い…

この例のように、自社の求める最適なターゲットを実在しているように設定することにより、戦略を練り直すことができます。例えば、「この方なら〜〜というキーワードで検索するだろう」や「この方は〇〇のタイプのメディアをみているだろう」などが見えてきます。
そのペルソナに合わせて、ホームページと連携を取るメディアを選定したり、コンテンツを制作したりすると良いでしょう。

ホームページの集客方法【無料でできる】

ホームページの集客方法【無料でできる】

それでは、実際にホームページに集客していく方法としてはどのようなものがあるのでしょうか?
ここでは「無料でできる施策」と、「有料でできる施策」に分けて説明していきたいと思います。

はじめに無料でできるホームページの集客方法を紹介します。
無料で手軽に始められるので、ぜひ、覚えてもらい実践までしていただければ嬉しいです。

SEO(検索エンジン最適化)

SEO(検索エンジン最適化)対策

まず、無料でできるホームページ集客方法として、SEO(検索エンジン最適化)があげられます。
SEO対策とは、検索結果画面において、自分のWebサイトページを上位に表示させるようにする施策です。

ユーザーが持つ不安や悩みを解決できるような、有益なコンテンツを作り上げることでホームページを上位表示させることができます。
下記に、SEOに関する参考ページを載せておきますので、ご一読ください。

SNS(Twitter、Facebook、Instagram、LINE、TikTok)

SNS(Twitter、Facebook、Instagram、LINE、TikTok)活用

次に、SNS(ソーシャルネットワークサービス)もホームページの集客方法として活躍します。

Twitter

国内推定ユーザー数:4,500万人
ユーザー層:10〜30代/男女比1:1

Twitterは、1投稿140文字で、文章力が必要なツールですが、バズったとき(一躍話題になったとき)の拡散力の高さがメリットです。しかし、一気に拡散する代わりに、ほとぼりが冷めるのも早いため、定期的に更新して認知され続けることが大事です。

Facebook

国内推定ユーザー数:2,600万人
ユーザー層:10〜50代/男女比1:1

Facebookは、40~50代のビジネスマンが多く利用しているため、公的な目的で投稿するときに有効です。また、実名登録なので信頼性も高いことも魅力です。

LINE

国内推定ユーザー数:8,600万人
ユーザー層:10〜60代/男女比1:1

LINEは、ビジネス向けの公式アカウントを作ることができ、お客様へ一斉にメッセージを送ることができます。マンツーマンでのコミュニケーションをとれるのがLINEのメリットです。

Instagram

国内想定ユーザー数:3,300万人
ユーザー層:10〜40代/男女比2:3

Instagramは、写真画像を投稿し、インスタ映えでいいね数を稼ぐことができます。おしゃれな画像が好きな層、ファッション、コスメなどに興味がある20~30代女性には刺さりやすいのがメリットです。

TikTok

国内推定ユーザー数:950万人
ユーザー層:10〜30代/男女比1:1

TikTokは、最も年齢層が低いSNSで、10代女性も多く利用しています。流行の最先端を走る女子高生が利用しているため、トレンドに詳しい層へアプローチしたいときには有効です。

プレスリリース配信

プレスリリース配信

プレスリリースとは、企業の情報発信の方法として、新聞や大手Webメディアに取り上げられることです。

プレスリリース配信をすることによって、認知度がアップしてホームページへのアクセス数が上がります。新商品や新サービスなどのローンチのタイミングでプレスリリース配信をすると効果的です。

ただ、プレスリリースには無料サービスのものだけではなく、有料サービスのものもあるので注意しましょう。

ホームページの集客方法【有料版】

ホームページの集客方法【有料版】

では、有料でのホームページの集客方法にはどういったものがあるのでしょうか。広告を配信していくのが主流なので、別途インターネット広告費がかかるものが大半です。

SNS広告

SNS(Twitter、Facebook、Instagram、LINE、TikTok)広告

はじめに、SNS広告です。
無料でできるのはSNSでの投稿でしたが、有料版ではSNS上に広告を配信していきます。

メリットとしては、性別、年齢、地域、など細かなターゲティングが可能なことです。
そのユーザーの特徴に合わせて、広告を配信することでコンバージョン率も必然的に高くなります。

リスティング広告

続いては、リスティング広告です。
これは、検索連動型広告とも呼ばれ、ユーザーの検索キーワードによって上位に表示される広告のことです。小さい文字で「広告」と表記されているのが目印です。
キーワードごとに広告出稿ができるので、ユーザーの興味や関心に合わせてターゲティングが可能なことが強みです。

ディスプレイネットワーク広告

ディスプレイネットワーク広告とは、ヤフオク!のような検索エンジンと関連しているサービスやYoutubeのような検索エンジンと提携しているサイトの画面に表示される広告のことです。

画像や動画で広告出稿できるため、ユーザーが見たとき一気に興味を持ってしまうようなコンテンツを作成することで、他と差別化できます。

ディスプレイネットワーク広告のターゲティングは2通りあります。 一つ目が、ユーザーの趣味や興味によって広告を配信するもので、ユーザーごとにターゲティングしていきます。二つ目が、配信先サイトごとのターゲティングで、設定したキーワードに関連したサイトへ広告を配信するものです。

集客の目的・シーン別のベストな集客方法

集客の目的・シーン別のベストな集客方法

続いて、ホームページで集客する目的別、シーン別に、それぞれベストな集客方法を紹介していきます。
事例をあげていくので、参考にしていただけると幸いです。

お問い合わせが欲しい場合

目的:問い合わせがきてほしい場合(短期的にアプローチをする場合)
ベストな集客方法:ディスプレイネットワーク広告/リスティング広告/SNS広告・運用
画像や動画で興味を引いて気になってもらい、問い合わせへ誘導しましょう。そのためには、画像やタイトルなどを工夫する必要があります。

資料請求・サンプル請求の受付

目的:化粧品サンプルや商材の資料請求が来てほしい場合(短期的にアプローチをする場合)
ベストな集客方法:ディスプレイネットワーク広告/リスティング広告
検索で自社に関連するキーワードを入力していることから、不安や悩みの種を解消したいと思っているため資料請求へ誘導しましょう。

商品やサービスを販売

目的:安定した自社商品・サービスの販売を行いたい場合(中期的にアプローチをする場合)
ベストな集客方法: SEO対策
自社商品やサービスに興味がありそうなユーザーが知りたい情報、コンテンツを作成することで、販売へつなげましょう。

新規顧客、見込み客を獲得

目的:自社のブランドや商品、サービスを購入する見込みのあるユーザーや新規顧客の集客を行いたい場合(中期的にアプローチをする場合)
ベストな集客方法: SNS広告・運用/リスティング広告
ユーザーが検索したキーワードによって興味・関心を分析して詳細にターゲティングできるため、自社に興味がありそうな新規顧客を見つけることができるでしょう。

会社のイメージアップ

目的:自社のブランディング向上、認知度を拡大したい場合
ベストな集客方法: プレスリリース配信
情報発信としてプレスリリース配信をすると、自社の認知度をアップさせ、さらにイメージアップにもつながる可能性があるでしょう。

集客力の高いホームページにするための5つのポイント

すぐに改善できる具体的なホームページ改善方法2選

上記までの方法を活用することにより、ホームページへのアクセス数が増加しているかと思います。
そうしましたら、次のアクションである「店舗への来店」や「お問い合わせ」を促すように対策をとっていく必要があります。その対策を行わなければ、ただアクセス数が増えただけになり、成果に繋がりません。

その対策を行なっていく上で特に重要となる5つのポイントについて解説を行なっていきます。

ユーザーファーストの設計|ホームページ集客力アップ

まず、ホームページについてですが、デザインや操作性等をユーザーにとって使いやすく、わかりやすい設計にする必要があります
ホームページといえば、インターネット上の企業の顔となる部分ですので、企業イメージに沿った企業が考えるお洒落で格好良いデザインにする企業が多いですが、果たしてそのホームページはユーザーにとって“良い”ホームページなのでしょうか?

もちろん、お洒落で格好良いデザイン且つ利便性も高いホームページが一番良いかと思いますが、実際はそのようなホームページは少なく、企業本位のホームページが多いです。
例えば、JavaScriptやCSSを活用した文字や画像が動くデザイン等多いですが、ページ内の全ての文字や画像を動かしていたら、ユーザーは見にくくストレスを感じてしまいます。
さらに、デザインを重視する場合、画像やファイルが大きくなり操作が重くなってしまう可能性もありますので、注意が必要です。

意識すべき点は主に以下の通りです。

  • レスポンシブウェブデザインになっているか
  • ページ読み込み速度は早いか(Page Speed Insightsで確認)
  • テキストの大きさは適切か(小さすぎないか・分かりにくくないか)
  • 画像は見えやすくサイズは軽いか(.webp等の軽い画像ファイルになっているか)
  • 知りたい内容やコンテンツを見つけやすいか

その他にもいくつもありますのが、上記の内容をまずは意識して改善を行いましょう。
その上で、デザインを設計することをお勧めします。

ターゲット層の流入数を増やす|ホームページ集客力アップ

ユーザーファーストの設計ができましたら、次にホームページへ集客をして商品やサービスをアプローチしていきます。その際に、ホームページで集客できない理由でもお伝えした通りターゲット層の流入数を増やさなければ、CVへと繋がりません。

そのため、ターゲット層を年齢や性別、どのような課題を感じているのか等を明確にして宣伝方法を考えていきましょう。

そこで重要になりますのが、SEO対策です。
ターゲット層の課題やニーズによって、検索するキーワードが変わりますので想定をしましょう。そしてターゲット層が検索するキーワードをホームページ上に複数入れていきます。
そうすると、そのキーワードの検索結果の上位にホームページを表示させることが可能になり、流入数が増やすことができますので、SEO対策は必ず行いましょう。

その他にも、SNSの活用やMEO対策、クロスメディアと呼ばれるオンラインとオフライン両方宣伝をしていく方法などもありますので、ターゲット層に刺さりやすい方法を考えて実行していきましょう。

ネクストアクションを促す|ホームページ集客力アップ

ターゲット層であるユーザーの流入数を増やすことができましたら、次にユーザーに対してネクストアクションを促します。ネクストアクションとは、店舗への来店や問い合わせ、資料請求などになっております。

ホームページを家で見ている方は、来店をしたいと強く思わせられなければ、重い腰を上げてわざわざ外出しません。そして、インターネット上で完結するとはいえ問い合わせや資料請求も同じです。

そのため、来店を促したい場合は実際に店舗に来店をした方へクーポンを発行したり、問い合わせや資料請求であれば、CTA(Call To Action|行動喚起)ボタンを最適の場所に配置して誘導したりと工夫を行う必要があります。

CTAボタンは、ボタンやテキストの色やフォントサイズ、設置する場所等の様々な要因でCVRが変動します。そのため、ここでもPDCAサイクルを回し、ABテストを行いより良いものへと改善をしていきましょう。

常に最新情報を発信|ホームページ集客力アップ

ホームページは集客をする一つの手段である前に、会社の顔となり、インターネット上の窓口となります。そのため、ホームページ上に掲載している様々な情報は常に最新の情報にしておく必要があります。

例えば、飲食店であれば「19時から24時まで営業/日曜定休日」と記載しているのに、今は変わって「19時から22時まで営業/日曜・月曜定休日」になっている店舗があるとします。
でも、情報を変更しないまま放置しておくと、お客様は月曜に行ったり、22時に来店したりするでしょう。そうなると、ホームページの情報に信頼をすることができず、店舗に対しても悪いイメージを持ってしまいます。

それは、飲食店などの店舗に関わらず、全ての企業に当てはまることになりますので、情報が変わったらその都度ホームページも変更して、常に最新の正しい情報を発信していきましょう。

そして、この情報にはコンテンツマーケティングで作成した記事やホワイトペーパーにも当てはまります。数年前まではブラックハットSEOという検索エンジンの裏をかくようなSEO対策が効果的でしたが、今はペナルティの対象となってしまいます。
ブラックハットSEOが流行っている際に「ブラックハットSEOで検索上位表示させる方法」等の記事を書いていた場合、変更しなければ参考にしてしまいペナルティを負うサイトが現れる可能性もあります。

このように、発信したものに責任を持ち、アップデートをし続けることが重要となります。

効果測定と改善|ホームページ集客力アップ

こちらも、ホームページで集客できない理由でお伝えした内容になりますが、ホームページで集客をしていくためには、効果測定と改善を行うことがとても重要になります。

効果測定では、ホームページのアクセス解析や広告出稿の効果を測ります。
ホームページのアクセス解析では、Googleアナリティクスの活用が良いでしょう。Googleアナリティクスでは、ホームページへアクセスされたユーザー数やCVへ繋がった数、訪問ユーザーの属性やサイト内での行動を解析することができます。
これらの情報を分析して、どのページがアクセス数を伸ばしていて、どのページで離脱しているか、どのように流入してきたか等正確に把握することができます。

その結果、改善すべきページやポイントを見つけ出すことができ、改善策を見出すことにつながります。

同じように広告出稿しているのであれば、その効果もしっかり解析し分析を行なっていきましょう。
ここでもABテストを行い、テキストや画像、リンクへの誘導などを変えながら、CVRを向上させられるようにしていくことが重要となります。

店舗経営では、データ解析が難しく思われますが、店頭でアンケートをとったりすることで効果を測定することが可能になりますので、しっかり行なっていきましょう。

すぐに改善できる具体的なホームページ改善方法2選

すぐに改善できる具体的なホームページ改善方法2選

それでは、実際にホームページへ流入してきた後のことです。ユーザーにどれくらいホームページ内の記事を何回見てくれるかという、回遊率の改善方法について説明していきます。 そして、最後にコンバージョンさせないと目的達成できないので、コンバージョン率改善方法についても解説します。

回遊率の改善

そもそも回遊率とは、1回のサイト訪問に対して、何回ページを回ったかを示す割合のことです。式にして表すと、回遊率 = PV数 ÷ 訪問数 となります。

回遊率を向上させる施策は、下記の2つです。

  1. デザイン
  2. 構造設計

回遊率改善①:デザイン

まず、デザインと一口に言っても、良し悪しは人によって分かれます。
また、本当にデザインを改善したほうが良いのかどうか、現状悪いのはデザインが原因なのかどうか、というのは判断が難しいです。

そこで、デザインを修正するべきかどうかの判断の要素として、全く自社のことを知らない赤の他人にホームページを5秒だけ見せてみましょう。

その人がホームページを見て、「何をしている会社か?」「どんな商品・サービスを提供しているか?」「お客様に何をもたらしてくれるか?」の3点がはっきりと理解できるのであれば、デザインは良いでしょう。しかし、もしこの3点の理解が曖昧だったら、デザインに問題があるのでデザインリニューアルの必要があります。

回遊率改善②:構造設計

構造設計に必要なのは、アクセス解析ユーザビリティテストです。
しかし、最も重要なのはUX|ユーザーエクスピリエンス(ユーザー体験)です。

これは、ユーザーの動きを予測して、使いやすい・分かりやすい検索導線を作ったり、ちょうどいいタイミングでおすすめページが表示されたり、ユーザーの気持ちを先読みしてニーズを満たしてあげることです。 ユーザーがどのように動くか予測して、先回りしたボタンを用意しておく、そしてユーザーが知りたいと思う順番に配置しておくことで、構造(導線)のクオリティーは上がっていきます。

コンバージョン率の改善

せっかくホームページ改善をしても、コンバージョンが生まれないと元も子もありません。
では、コンバージョン率を改善するにはどのようにすればよいのでしょうか。

もし、これまでの施策をすべて実行してきて、閲覧数が改善されたにも関わらず、コンバージョン率が悪いのであれば、問題はエントリーフォームの可能性が高いです。

エントリーフォームとは、ユーザーがサイト内で商品をほしいと思って、クリックした後、最後に氏名やメールアドレス、住所などを記入するフォームのことです。もし、エントリーフォームの項目が多すぎて、「記入がめんどくさい」とユーザーに思われてしまったら、途中離脱されてしまうでしょう。

だから、「その項目は本当に必要な情報か」、「情報入力方法がベストか、もっとユーザーが簡単に入力できる方法はないか」、「エラー表示は出るか」などを改善していくことが大事です。

特にエラー画面は大事で、もしエントリーフォームに入力ミスがあったとしても、ユーザーとしてはどこが間違っているのかわからない場合がほとんどです。そして、間違いを修正したいけどできないというもどかしい時間が続くことで、ユーザーは購入意欲を無くしてしまうのです。

ユーザーの気持ちを予測・先読みして、操作しやすいユーザーエクスピリエンスを設計していくことを目指しましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、ホームページの集客方法と既存ホームページをどのように改善するのがいいのかを解説してきました。
ここで提示した方法を試してすぐに改善できることが多いですが、そう簡単にいかない場合もあります。そのときは、施策を行った後に必ず効果検証を行いましょう。PDCAサイクルを繰り返し回していくことで、ホームページはより改善されていくでしょう。

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